NEWS / お知らせ

2023年8月19日(土)

本校の生徒ユネスコ委員会が、開発途上国の生産者支援を行うマーケット活動を関西国際空港で実施しました。
このマーケットは、アジア・アフリカ・大洋州をはじめとする開発途上国の特産品の展示・販売を介して、その地の発展を応援するものです。
活動を通して、現地のものづくりが地域ぐるみで自立的かつ持続的に世界の市場で通用することを目指しています。

マーケットに至るまでには、全5回の事前学習を実施し、生徒たちは途上国の世界やマネジメントについての専門知識を学びます。
その中で自分たちの活動を広く認知、そして支持してもらうためにはどのような工夫や準備が必要かを考えました。

今回の空港実習で、本校生徒は「どうすれば『割高ではあるが環境や人権に配慮した製品』を認知・購入してもらえるか？」というテーマのもと、活動に臨みました。
結果的に販売個数は生徒たちが事前に掲げていた目標には遠く及びませんでしたが、実習後の振返りでは「自分たちの予想と現実でのPR活動の中のズレ」をしっかりと認識していました。
また、9月17日に大阪駅で実施される次の販売活動までに修正する姿勢が見られました。

目標を達成できず悔しい気持ちもあると思いますが、試行錯誤を繰り返し、これからの社会で生き抜く力を伸ばしてもらいたいです。