奈良育英中学校のお知らせをご案内します。
中学2年生は,予定していた無人島研修があいにくの天候により中止となったため,和歌山県日高郡由良町にある和歌山県立白崎青少年の家にて代替の研修を実施しました。
1.研修での学習や体験を通じて,自分の命だけでなく他者の命の大切さについて考える。
2.自然の豊かさを感じるとともに,環境問題について考える機会とする。
3.自然災害発生時の対処法や,避難準備として必要なものを考える機会とする。
4.集団行動を通して仲間との友情を深め,協力することの大切さを学ぶ。
【第1日目】
・磯釣り体験
合羽を着て,雨の中での磯釣り体験に挑みました。初めて釣りをする生徒も多くいましたが,思った以上にたくさんの魚が釣れ,笑顔があふれました。
・火起こし体験
続く火起こし体験では,風雨が強まる中でも元気に取り組みました。1時間かかっても火がつかず,ロープを引き,棒を回す作業を必死で続けました。ようやく火がついたときには,大きな歓声が上がりました。
・夕食作り(非常食調理)
火起こし体験で起こした火を使ってかまどでお湯を沸かし,非常食を調理しましたが,その大変さを身をもって実感できました。
・キャンドルサービス
・テント設営(体育館内)
その後,体育館の中でテントを設営し,就寝しました。蒸し暑さや,トイレに行く足音が響いてなかなか眠れなかった人もおり,制限がある環境下での苦労を実感しました。
【第2日目】
・朝食
・レゴブロック・ワークショップ
グループごとのワークショップやゲームを通じて,言葉を使ったコミュニケーションの大切さを学びました。
災害時に小さな子どもたちの世話をする場面を想定した活動などもあり,実生活で役立つ貴重な経験となりました。
・無人島コンセンサスゲーム
・湯浅城(昼食・入浴)
生徒たちは,この「未知体験研修」で得た学びや感じたことをレポートにまとめ,今後の文化祭にて展示する予定です。
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