学園創立記念日(105周年)を迎えて

  • 2021-04-17


    ~地域に信頼され愛される学園、選ばれる学校づくり~

     令和3年4月17日に学校法人奈良育英学園は、創立105周年を迎えました。本学園の建学の精神である「完全なる人格の育成」のもと、地域の皆さまから100年を超える歴史において愛されて参りました。卒業生は3万人を超え、奈良県のみならず、世界中に送り出しています。そしてそのような卒業生の御家庭の3代、4代に亘り、現在も本学園で学び続けていただいております。
    しかしながら、本学園がそこに至る過程で、度重なる経営難等の危機を乗り超えることが要されました。先人達の教育に対する篤い志をもとに、時代のニーズに応じることを目指してきた本学園の歩み。そのような持続可能な教育体制を築き、保持することが出来たのも、皆さま方に常に支えていただいたからであると考えています。奈良育英学園を愛し、選んでいただいた、卒業生、在校生、保護者様、地域における多くの関係者の皆さま方にあらためて感謝を申し上げます。

    昨今の私立学校を取り巻く状況において、少子化はもちろん、様々な教育制度が改革されるなど、ニーズの変化が顕著になっています。学びの環境が多様化する中で、新型コロナウイルス感染症という予期せぬ事態も加わり、大人も子どもも柔軟に対応せざるを得ない様相となりました。私立学校として、世界の状況に安易に絶望するのではなく、誠の意(こころ)を慕い世界と繋がり、希望を忘れずに教育的使命を果たしていきたいと考えております。時代における様々な課題を解決し、未来へ向けてグローバルに活躍できる人材を創り続けることが本学園の視座です。

    令和3年度は、奈良育英幼稚園が「認定こども園」に移行しました。私立幼稚園としての発展と、特色ある教育の充実を図りながら、地域や保護者等の保育ニーズに応えて参ります。奈良育英小学校は、タマイインベストメント エデュケーションズと共に、「当たり前に世界を意識する! 世界に出ても負けない子どもを育てる!」をキャッチコピーに、これからの時代に求められる、身につけるべき生きる力を育みます。
    奈良育英中学校・高等学校は、ESD(持続可能な開発のための教育)を中心に、探究的な学びを展開し、今年度は4つのコースの教育内容をより充実にすると共に、その成果を募集活動に生かして参ります。育英西中学校・高等学校は、中学校の国際バカロレア教育の3年間の成果を高等学校でも生かしながら、地域との協働による高等学校教育改革推進事業グローカル型の課題解決型探究教育を一元化し、「グローカルの視点」をもってローカルの課題に取り組める「自立女子」の育成に取り組みます。

    本法人は地域に根ざした総合学園として、信頼され愛される学園、選ばれる学校づくりを目指します。理事会および職員一同、今後も熱誠をもって邁進します。皆さまのご支援と御協力を引き続き賜りますよう、宜しくお願い致します。

    奈良育英学園 理事長 藤井 宣夫

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