育英西中学校高等学校が行うプロジェクトをご案内します。
本校は2016年からインドネシアにあるディニヤプトリ女子校との交流を続けており、2020年1月には「国際理解のための提携」を結びました。
毎年冬に本校での交流を実施していますが、ディニヤプトリ校からは「育英西の生徒にディニヤプトリに来てほしい!!」という熱烈なアピールを毎回受けており、ようやく今年、本校からの訪問が叶うことになりました!!
訪問初年度となる今年は高校生のみの募集とし、1.2年生 計6名の参加者が集まりました。
8月21(金)に出発し、8月26日(水)に帰国します。こちらの記事で現地での様子や、生徒たちの学びをお伝えしたいと思います。
ディニヤプトリ校はスマトラ島、西スマトラ州に位置しています。首都ジャカルタからも離れているため、日本から訪れる人は少ない地域だと聞いています。
果たして、どのような経験が生徒たちを待っているのか!!こまめな更新を目指しますので、現地レポートをお楽しみに!
◆8月21日(金)出発日
研修旅行がスタートします。
この後、関西国際空港から羽田空港へ向かいます。羽田空港から国際線でシンガポール・チャンギ空港へ。さらに乗り継ぎ、インドネシア・ミナンカバウ国際空港に到着する予定です。
参加生徒6名の皆さんは少し緊張もあるようですが、初めての地への旅行にワクワクした表情です。
次の更新は、現地到着かと思います。では、いってきます!!(8/21 20:10更新)
◆8月22日(土)現地到着日
経由地であるシンガポール・チャンギ国際空港に到着しました。
慣れない深夜便でしたが、みんな元気です。
この後、いよいよインドネシア・パダンに向けて飛び立ちます!!(8/22 日本時間10:20更新)
インドネシア・ミナンカバウ国際空港に到着しました!!
ディニヤプトリからお迎えに来ていただき、今から昼食をとり、市内観光に向かいます。現地の天気は晴れ。現在気温は31℃です。(8/22 日本時間14:36更新)※時差は日本−2時間
移動中の車窓から見える現地の様子に、それぞれカルチャーショックを感じている様子でした。昼食は綺麗なレストランでいただきました。ポピュラーなインドネシア料理とフレッシュなマンゴージュースをいただきました。辛さは少ないものの、パクチーや香辛料が入った異国の料理を感じることができました。
昼食後はブキティンギ市内観光へ。まず訪れたのは、第二次世界大戦中に日本軍が建設した「ロバン・ジャパン(Lobang Jepang)」と呼ばれる軍事要塞・防空壕の遺構です。現在は行政が整備をし、市民の憩いの場、そして歴史学習の場として活用されているそうです。
1942年から45年に作られ、深さ約40m、全長約1400mにおよぶ大規模な要塞。多くは綺麗に整備されていますが、武器庫など一部は当時のままの状態で保管されおり、当時の現状や戦争の悲惨さを感じる瞬間となりました。
その後は、「ジャム・カダン(Jam Gadang)」に向かいました。ジャム・カダンはミナンカバウ語で「大きな時計」を意味する26メートルの時計塔です。オランダの植民地時代の1926年に建てられた街の象徴で、今年は建てられて100年を迎える記念の年だとバディのみんなが教えてくれました。時計塔の周辺には100周年を祝う飾りが多くありました。
夕食はパダン料理をいただきました。
お店に入ると、注文をしていないのに、次から次へと料理がテーブルへ。必要なものを食べ、食べた分を支払うのはパダン料理のスタイルだそうです。オランダから伝えられたコロッケ?のようなものがおいしかったとのことでした。
そして、ようやくゲストハウスに到着!!
私たちの訪問に合わせて、改修をしてくださったらしく、とても綺麗な環境を整えてくださいました。
明日は朝早くから学校交流の予定です。長旅の疲れがまだまだ残るので、今日は早めに就寝します。
明日はどのような出会いがあるのか、楽しみです。(8/22 日本時間23:20更新)
◆8月23日(日)学校交流プログラム
朝7:30からウェルカムセレモニーに出席してきました。歓迎の気持ちを込めた合奏は圧巻でした!
自己紹介で生徒たちが挨拶をするたびに歓声をあげてくれたり、歓迎ムード一色の素晴らしい時間でした。
その後は学校内や寮を案内していただきました。(8/23 日本時間11:49更新)
学校見学の後は、伝統音楽を一緒に学びました。
最終日に一緒に合奏をする機会が設定されており、それに向けて各楽器の演奏方法を教えてもらいました。クチャンピはお琴に似ており、アンクルンは竹で音階を奏でるもの、タレンポンはゴング型の打楽器で、太鼓はクンダンといいます。
最終日の合奏が楽しみです!!みなさんにも動画でお届けしたいです!!みんな凄い!!(8/23 日本時間15:00更新)
今回訪れているインドネシア・パダン市は敬虔なイスラム教徒が多く、ディニヤプトリ校も同様です。ですので、今回私たちは、イスラム教の皆さんと同様にヒジャブで頭を覆い、ロングスカートを着用しています。ディニヤのみなさんは、一枚の布を上手に巻いていますが、私たちは簡易のヒジャブを巻いています。生徒たちは慣れない様子が見られましたが、ディニヤの生徒からは「カワイイ!」とたくさん声をかけてもらえました。
午後は、学校を飛び出しての活動です。
まずはミナンカバウ族の文化を学びます。伝統家屋「ルマ・ガダン(Rumah Gadang)」を見学に。インドネシアには38の種族が存在し、それぞれに伝統的な造りの家屋があり、民族衣装があるそうです。今回訪れた場所では、バジャンバ(Makan Bajamba)というミナンカバウ族に伝わる床にみんなで座って食べる供食文化を体験しました。今でも結婚式や大きなお祝い事の際にはこのような様式で食事をとるそうです。
その後は、ミナンカバウ族の伝統衣装をみんなで着ることに。刺繍やビーズ細工など細かな装飾がされた豪華な衣装に身を包みました。「重たい。暑い。」とは言いながらも、とっても可愛い写真が撮れました。(8/23 日本時間17:59更新)
この後はシンカラ湖に向かい、日本とインドネシアの環境の違いを調査してきます。
シンカラ湖はスマトラ島で2番目に大きな湖です。近年、湖の周囲の環境変化によって富栄養化や水質の悪化が問題視されています。
ディニヤの生徒と一緒にワークシートを使って、湖のPHを測ったり、環境保全の視点を持って湖畔を散策したりしました。
散策の後には、シンカラ湖の固有種である「イカン・ビリ(Ikan Billh)」の唐揚げとフルーツジュースをいただきました。ビリの唐揚げは、サクサクでみんな気に入った様子でたくさんいただきました!フルーツジュースもどれも新鮮で疲れた体に沁みました。
これからゲストハウスに戻ります。また明日の更新をお楽しみに。(8/23 日本時間20:55更新) 
◆8月24日(月)学校交流2日目
インドネシアの朝は早い!!ディニヤプトリでは7時15分から授業が始まります。通学は大丈夫なの⁉と思いますが、ディニヤプトリは全寮制の学校で、学校の目の前に寮があるので、通学時間はほぼなしです。今日は私たちも7時15分からの授業に参加しています。
最初の授業はアラビア文字習字です。それぞれの名前が印字されたプリントで練習をし、本番はキャンバス生地に書きます。アートのような文字の並びに、みんな惚れ惚れしています。どんな作品ができあがるか、また写真を掲載します!!(8/24 日本時間9:50更新)
アラビア習字の授業は無事に終了しました!今回は先生が下書きをしてくださったものに色付けする作業でした。イスラム教の聖典コーランはアラビア語で表記されているので、ディニヤプトリの皆さんはアラビア語に触れる機会はあるそうです。が、今回のように名前を書いたり、習字で表現することはないようなので、全員にとって貴重な体験となりました。
その後は学校から場所を移して、インドネシアのジャワ島が発祥といわれる「バティック染」を体験してきました。バティックは溶かしたロウで布に模様を描いて染料をはじき、色を重ねていく染色技法です。今回はミナンカバウの伝統的家屋が描かれているものに、それぞれ思い思いに色付けをしてきました。こちらも出来上がったものはあとでいただけるそうなので、どのようなものが届くのか楽しみです。
少し休憩を挟み、私たちは伝統家屋に今もお住まいの方のところで昼食をいただいてきます。
現地の方たちがどのような生活をしているのか、学んできます!!(8/24 日本時間15:05更新)
ディニヤプトリをご退職された元教員のルティアさんのお宅に訪問させていただきました。
昨日同様、バジャンバでおもてなしをいただきました。ルティアさんのお宅は1928年に建てられ、今もなおその伝統家屋を守っておられます。ルマ・ガダンは、すべて木造で家の外壁には隅々まで彫刻がされており、屋根も特徴的です。9つの部屋があることがベーシックだと教えていただきました。高床式になっているのはネズミ返しかな?涼しいからなのかな?と思って質問すると、その回答は「猛獣から守るため」ということでした。ジジさんが13歳の時、庭先にドリアンを干していたところ、ドリアンを狙ってスマトラトラがやってきたことがあるそうです。そんな話も聞きながら、おいしい料理をお腹いっぱいいただきました。
その後は学校に戻り、ポッドキャストの撮影をし、合奏の練習を本日も行いました。
この後は夕食を済ませて、夜市にてディニヤの生徒・先生方とともに現地調査に挑戦します!!
お土産購入ができる時間もあるらしく、生徒たちは楽しみにしています。では、いってきます!(8/24 日本時間19:30更新)
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