育英西中学校・高等学校の日常のワンシーンをご案内します。
12月21日(日)、東京都の国立オリンピック記念青少年総合センターにて「2025年度 全国高校生フォーラム」が開催されました。本校からは、高校2年5組の早田 聖奈さん、村上 聖奈さん、和田 桃白子さんの3名が学校の代表として出場しました。
会場に到着した3名は、まずポスターの掲示を行い、午後の発表に向けて入念に準備を進めました。
開会式の後は、最初のプログラムである「生徒交流会」です。「Future of Education(教育の未来)」というテーマのもと、全国から集まった高校生たちとグループに分かれ、英語でのディスカッションに挑みました。自分たちの考えを英語で伝え合い、最後には話し合った内容をプレゼンするという密度の濃い時間でしたが、他校の生徒との交流は3人にとって非常に大きな刺激になったようです。
そして、いよいよ本番のプレゼンテーション。3人がこれまで探究を続けてきた「Rising Demand, Limited Supply in Medical Interpreting(医療通訳の高まる需要、限られた供給)」についての発表です。
大舞台ということもあり緊張も見られましたが、本番では3人とも原稿に頼ることなく、前を向いて堂々と英語でスピーチを行いました。発表後の審査員による質疑応答でも、自分たちの言葉でしっかりと受け答えをこなし、無事に全ての行程を終えることができました。
その後は他校の発表を見学し、同年代の生徒たちの様々な探究活動に触れることで、多くの学びを得たようです。結果は惜しくも入選とはなりませんでしたが、これまでの準備や練習の成果を全国の舞台で出し切った3人の表情には、清々しさも感じられました。
今回のフォーラムは、3人にとって単なる発表の機会に留まらず、自分たちの探究を客観的に見つめ直し、新たな課題を見つける貴重な一歩となったはずです。この経験をこれからの学校生活や自身の探究活動に活かし、さらに大きく成長してくれることを楽しみにしています。
最後になりますが、これまで応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
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