育英西中学校・高等学校

育西プロジェクト

育英西中学校高等学校が行うプロジェクトをご案内します。

第1回地方国公立大学訪問_福知山公立大学_特設文理コース 2026/07/08

特設文理コース第1回地方国公立大学訪問ツアーの2日目。

本日は鳥取砂丘・砂の美術館、福知山公立大学を訪問する予定になっています。

 

朝は7時に宿泊施設で朝食をとるところからスタートしました。

前日の疲れも心配されましたが、生徒たちは朝から元気な表情を見せてくれました。

午前中は、鳥取砂丘と砂の美術館を見学しました。

砂の美術館では、巨大で緻密な砂像がどのようにして形を保っているのかについて、鳥取大学乾燥地研究センターでの学びとつながる場面がありました。砂像に使われている砂は、通常の砂丘の砂ではなく、地下深くの古い地層である「古砂丘層」から採取されたものです。この砂には、粒子の間に粘土鉱物が含まれており、それが天然の糊のような役割を果たすため、水と混ぜるだけで大きな砂像を固めることができるそうです。

前日に研究の現場で学んだことが、翌日の見学先で実感を伴ってつながったことで、砂の美術館の見学は、単なる鑑賞にとどまらない時間となりました。大学での学びは、教室や研究室の中だけで完結するものではなく、身近な景色や文化施設の見え方も変えてくれるものだと感じられる機会になりました。

 

その後は福知山公立大学へ向かいました。

福知山公立大学では、大学の学びや学生生活についてお話を伺いました。

「北近畿の知の拠点」として、地域課題に向き合いながら学ぶ大学であること、1回生のうちから地域に出てフィールドワークを行う機会があることなどを教えていただきました。

廃校になった小学校をキャンプ場として活用する取り組みや、スマート農業に取り組む農家、地域企業との関わりなど、地域そのものが学びのフィールドになっていることが印象的でした。

また、在学生の方のお話として、学生と地域の就労支援事業所が協力してフィナンシェをつくるプロジェクトに取り組んでおられる方や、ピアサポーターとして活動したり商店街や近隣地区とコラボしてのいろいろな活動にチャレンジしたりしながら自分の研究テーマを深めておられる学生さんからお話を聞くことができました。

 

鳥取大学と福知山公立大学という、特色の異なる2つの地方国公立大学を訪問したことで、生徒たちは「国公立大学」と一括りにするのではなく、それぞれの大学に異なる学びの環境や魅力があることを実感しました。

鳥取大学では世界の課題に向き合う研究の広がりにふれ、福知山公立大学では地域と深く関わりながら実践的に学ぶ大学の姿を知ることができました。

大学のパンフレットだけではわからない雰囲気や、そこで学ぶ学生さんの姿にふれたことが、進路を考えるうえで大切な視点になったのではないかと思います。

 

2日間の行程を終え、これから奈良に戻ります。

実際に大学を訪れ、先輩や在学生の声を聞き、研究や地域に根ざした学びにふれた今回の経験を、これからの進路選択や日々の学びにつなげてほしいと思います。

改めて、今回のツアーの実現にご協力くださった、鳥取大学、乾燥地研究センター、福知山公立大学の皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。


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