災害時に備えて簡単な調理を学ぶ

  • 2020-02-17


    30年以内に大震災が来るとも言われ、震災以外の自然災害が多い中、自らが調理場等の環境が無い場所での、衛生面に配慮しながら簡単な調理ができる経験をしておく為に、技術家庭科の実習において、調理室での調理ではなく、技術工作室での調理を経験しました。

     

     工作室という場で、入室前に、手洗いを済ませ、室内では作業前にアルコール洗浄で手を清め、机には簡単なビニールクロスを敷き、クロスをキッチンペーパーを用いてアルコールで拭いて除菌する等の工夫をしました。

     

    今回の調理は、食パンを単に食べるのではなく、サンドウィッチを作る調理としました。

    災害時は、熱源が必ず確保できるかが、課題ですが、サンドウィッチなら熱源無しでの調理が可能です。また、挟み込む食材で栄養も確保できます。

    この調理を通して、サンドウィッチのパンにバターを塗る意味も考えさせ、知らせました。

     

     食パンの耳部分は、事前にカットして配布しましたが、食パンの耳も捨てる事無く、フライパンで加熱して「ラスクもどき」に仕上げて、試食しながら楽しみました。

     食材を無駄なく使う大切さも感じてもらいました。

     サンドウィッチには、カットチーズとハムを配置し、更に学校の畑で育った「自家製サニーレタス」を直前に採取して挟み込み、更に間にシーチキンを挟み込んだボリュームたっぷりです。

     

    完成したサンドウィッチは、カットして半分は各自で試食。

    そして、「おもてなし」の気持ちを大切に、半分をラップに包んで各自が日頃お世話になっている先生方に試食にお持ちしてみました。

     

    今回の経験で、食材を無駄にしない気持ちと共に、災害時には単に「被災者」で過ごすのではなく、中学生として被災地での炊き出しのお手伝いなど各自が出来る事を考え関わる気持ちを持ち、更に、理想的な環境でなくても、衛生的な配慮方法等を考えるきっかけとなればと思います。

     

     常に防災意識を持ち、食生活だけでなく、各自が家庭内での家具の配置等で避難が必要となった際の問題点等も考えられる様に成長して欲しいですね。

     

      技術工作室には、2.8Kwの発電機を学外の某連盟から預かり、常備しており無線通信装置やドローンと共に、災害時には直ぐに被災地に積載して運び、対応できる環境も整えています。

                                  技術家庭科 y.k

«   »

一覧を見る